インフルエンザの流行が続いている。宇都宮市の小学校では2つの学年で欠席者が相次ぎ学年閉鎖となった。学校内ではサーキュレーターなどを用いて換気の徹底を行っている。子どもが感染した保護者が抱える課題は看護と仕事の両立。休暇をとるのに苦労する中、教務フォローを取り組んでいる会社もある。時計製造会社では、先月中旬までの1カ月で子どもの看護のための休暇取得を増加した。3人の子どもを育てる男性社員は、先月子どもが感染、共働きの妻の有給休暇が残り僅かのため男性の積立の有給休暇を活用している。専門家は職場の理解や国の制度の見直しが必要だと話した。
