きょう日本では、2月の都区部消費者物価指数が発表される。伊藤忠総研・武田淳氏は、東京都区部は日銀の政策判断に影響を与える全国の先行指標になるので普段から注目されているが先週発表された1月の全国コアもコアコアも伸びが高まり日銀の早期利上げ観測がマーケットでは強まったということで一段注目が集まっている。重要なのは6日の基調判断で重要なのはサービス価格の方。賃金と物価の好循環が回っているかを確認する必要があるなどと解説した。1月の鉱工業生産に注目。インベストラスト・福永博之氏は、鉱工業生産に加え製造工業生産予測指数があり同時に発表される。鉱工業生産は前回マイナス0.2からマイナス1.2に悪化する見込み。1月調査の時点では1月見込みはプラスだったが今回予想ではマイナスの1.2に変化。2月と3月の指数の結果がもし今回のようにマイナスに転じるとなるとやっぱり企業活動、特に生産活動の低下、下期の一番最後の部分になるから業績にも悪影響を与えるのではないか。生産予測調査も見て先行きを見る上で一つの判断材料に使ってもいいのではないかなどと解説した。
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