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「インペリアル・カレッジ・ロンドン」 のテレビ露出情報

この夏の猛暑など、極端な気象に温暖化はどれくらい影響しているのか。メディアが気候変動を伝える際に役立つ画期的な研究がいま進められている。「イベント・アトリビューション」というもので、スーパーコンピューターを使って人間活動による地球温暖化が起こらなかった架空の地球と、実際に温暖化が起こっている現実の地球を作る。さまざまな気象データを流し込み、徹底的に両者を比較。熱波など、極端な気象が発生する確立を割り出す。温暖化の影響が実際にどれくらいあったのか。「イベント・アトリビューション」によって数値化できるようになったという。以前は分析に長い時間がかかっていたが、スーパーコンピューターの性能向上もあり、現在では災害からあまり時間を置くことなく発表されるケースも増えてきた。
8月末に行われた気象庁の異常気象分析検討会でも、イベント・アトリビューションの成果が発表された。最新の研究で、日本の7月後半からの熱波は温暖化がなければ起こり得ない事例だということがわかった。また、7月上旬の九州北部の大雨も温暖化によって総雨量が16%増えていることがわかった。イベント・アトリビューション研究は世界的に注目されている。今年5月から7月に起きたカナダ東部の大規模な山火事は。国境から500キロ以上離れたニューヨークまで流れ込み、マンハッタンがオレンジ色に染まった。欧米では、異常気象を伝える際に気候変動について伝える報道が増え、今では2割近くに上っている。しかし、日本ではまだ3.3%しかない。科学者たちのグループでは、どういう点について報道すべきか、ジャーナリスト向けのガイドブックも作った。異常気象と気候変動の関係をつねに意識し、最新の研究を積極的に活用する。そのことで、温暖化の原因となるCO2を今すぐ減らすことの重要性にもっと多くの人に気づいてほしいという科学者たちの願いが込められている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年9月30日放送 4:20 - 5:00 NHK総合
国際報道(ニュース)
自動車で走行中、道路との摩擦でタイヤから出る“粉じん”について、ヨーロッパで環境への影響が懸念されている。近年これが注目されることになった理由には、EVが普及してきたことがある。EVは大きいバッテリーを搭載しているためガソリン車より車体が重く、粉じんの排出量が約20%多くなるため。人や環境にどのような影響があるのか十分な調査はできていないが、EUでは新たに規[…続きを読む]

2023年9月24日放送 10:05 - 11:00 NHK総合
1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために(1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために)
この夏の猛暑など、極端な気象に温暖化はどれくらい影響しているのか。メディアが気候変動を伝える際に役立つ画期的な研究がいま進められている。「イベント・アトリビューション」というもので、スーパーコンピューターを使って人間活動による地球温暖化が起こらなかった架空の地球と、実際に温暖化が起こっている現実の地球を作る。さまざまな気象データを流し込み、徹底的に両者を比較[…続きを読む]

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