トランプ関税で揺れるアメリカ市場に再起をかけて挑もうとしている日産。新たに日産の社長に就任した46歳のイヴァン・エスピノーサ氏が番組のインタビューに応じた。メキシコ生まれのエスピノーサ氏はスポーツカー「フェアレディZ」の性能に感銘を受け、2003年にメキシコ日産自動車に入社。20年以上にわたり商品の企画などに携わってきた。2024年度決算では6708億円の最終赤字で業績が悪化。2027年度までに2万人の人員や工場を削減し、5000億円のコストカットを目指している。先週、世界で約70万台売れている電気自動車、日産リーフの新型モデルを公開。航続距離が3割以上伸びて600km以上に。最短35分で最大80%まで急速充電が可能と性能が大幅に向上した。今年の秋からアメリカで販売される予定。エスピノーサ氏は「日産のおかげで今の人生がある。献身的に日産をより良くしたいと思っている」、「痛みを伴うプロセスではあるがやらなきゃいけないこと」、「お客様を中心に考えた車」などと述べた。