「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が国立新美術館で好評開催中。イヴ・サンローラン美術館パリが全面協力の元、デザイナーのイヴ・サンローランに注目した展覧会となっている。イヴ・サンローランは21歳でクリスチャン・ディオールのとして鮮烈なデビュー。1962年からイヴ・サンローランとしてコレクションを発表し、半世紀にわたり世界のファッションシーンをリードした。「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」にこがけんが訪れた。最初に現れたのはイヴ・サンローラン22歳の写真。1950年代のパリで女性の定番は膝下丈のスカート。その後、イヴ・サンローランがスタイルを一新し男性服の機能性を保ちながら女性向けにアレンジするなど新時代の女性のスタイルを作り出す。最初はピーコートを紹介。元々、水兵が着ていた防寒着を60年前にイヴ・サンローランがアレンジしおしゃれ着として世間に定着していく。続いてトレンチコート。これまで様々な素材のトレンチコートを発表してきた。続いてジャンプスーツ。女性らしい曲線に合わせてイヴ・サンローランがデザインした。モードの帝王がこだわった「黒」。続いてサファリ・ジャケット。カジュアルな装いからフォーマルなものまで様々なものが生み出された。