ソウル市内から中継。韓国総合株価指数(KOSPI)の先週の終値は8411ポイントと年初来から高い上昇率を維持している。KOSPIは高い上昇率の一方で変動性の高さも特徴。22日に最高値9114ポイントを記録したが、翌日には10%近く下落した。26日も5.8%下落しサーキットブレーカーが発動され、1週間で2回目の発動となり市場の不安定さに懸念が広がっている。韓国では多くの個人投資家は信用取引を利用している一方で、証券会社は貸出総量に上限が設定されている。政府系シンクタンクは「個人投資家が証券会社からこれ以上投資資金を借り入れるのは難しい」との見方を示した。個人投資家による資金が半導体銘柄に大量に流入したことが株高を支えてきただけに、今後の市場の動向に影響を与えかねないとされている。李在明大統領は半導体によってもたらされた超過税収を新たな産業育成に使うべきとの考えを示している。今月8日の記者会見で「政府が近く大規模な投資計画を発表する」と明らかにし、その策定を急ぐ考え。政府内からは「超過税収を国の負債返済に充てるべき」との声がある一方で、「国民に再分配すべきだ」との議論もある。
