プーチン大統領は19日、キリスト教の復活祭=イースターにあたる20日を迎えるのを前に一時的な停戦を一方的に宣言した。日本時間の20日午前0時から、21日午前6時にかけての30時間、すべての軍事作戦を停止するとしているが、ウクライナ側にも同調を求めた。ゼレンスキー大統領は期間の延長を求めている。ただ、ロシアによる攻撃は続いていて、「プーチン大統領は信用できない」と批判。トランプ大統領は和平交渉をめぐり、両国のいずれかが合意を困難にする状況を作り出した場合、仲介をやめる可能性を示唆していて、プーチン大統領はトランプ氏に和平に向けて前向きだとアピールする狙いがあるとみられる。