共和党大会初日、会場の一角にはおなじみのTシャツや帽子などトランプグッズを求め多くの人が集まっていた。13日に起きたトランプ氏の暗殺未遂事件。シークレットサービスに囲まれて立ち上がり拳を突き上げる姿は大きなインパクトを残した。タイム誌は早速この写真を表紙に採用。さらに写真を使ったTシャツまで。写真の下には「FIGHT!」の文字が。1枚35ドル(5500円)。利益は100%トランプキャンペーンに寄付されますと書かれている。アメリカの通販サイトではノベルティグッズの上位に写真を使ったTシャツが並んでいる。アメリカメディアはこうした動きを写真がトランプ氏のプロパガンダに利用されていると指摘ししている。中には桁違いのグッズを購入する人まで。トランプ氏を指示するロマンさんが見せてくれたのは黄金に輝くスニーカー。ロマンさんは2月にトランプ氏のブランドのサイン入り限定スニーカーのオークションに参加した。約145万円で落札した。しかもそのニュースが話題になるとトランプ氏からの側近から連絡があり招待されたのはフロリダ州のトランプ氏の自宅。息子とともに向かうとトランプ氏は二十歳の息子にも対等にビジネスへの助言を求めたという。そして11月の大統領選挙ではトランプ氏の勝利を信じているという。スニーカーを販売するウェブサイトには政治や選挙運動とは関係ないと記載されているが、地元メディアはトランプ氏がライセンス料を受け取っている可能性が高いと伝えている。