米国大統領選挙に向けた共和党大会でトランプ前大統領が指名受諾演説に臨み「全ての米国人のための大統領になる」として団結を訴えた。バイデン大統領への個人攻撃は抑え、インフレや不法移民問題などバイデン政権の政策を批判した。自身が大統領選で勝利した場合は物価を下げ、国境に壁を建設し不法移民の強制送還を行うと訴えた。またロシアによるウクライナ侵攻やイスラエルとハマスの戦闘など全ての国際危機を終わらせると断言。新たなトランプ像をアピールすることで穏健派や無党派層を取り込む狙いがあるとみられる。銃撃事件に言及。