サンピエトロ大聖堂にフランシスコ教皇の遺体と棺が安置されている。現地は現在午前10時すぎだが、沢山の人が弔問に訪れている。今月21日に亡くなったフランシスコ教皇だが、葬儀は明後日行われる予定で、参列者は最大25万人と見込まれている。昨日は教皇が過ごしていた聖マルタの家からサンピエトロ大聖堂へ棺を移す儀式が行われた。棺には蓋がされておらず、お顔が見えるようになっている。本人の希望によりそのような形がとられたという。明日まで一般弔問が行われる。ローマ教皇が亡くなると破壊と封印の儀式が行われる。教皇がつけていた指輪は枢機卿が破壊することになっているという。教皇死去後、公邸と自宅の扉に封印が施されたが、これは教皇が空位になったことを象徴する儀式だという。ローマ教皇の葬儀はこれまで華やかに行われてきたが、フランシスコ教皇は生前自身の葬儀の簡素化を求めており、棺も簡素な木製の棺を希望していたという。参列者にはウィリアム皇太子、スターマ-首相、トランプ大統領夫妻など。