米国の大統領選挙が先ほど始まった。ハリス氏、トランプ氏が最後の訴えを行った。両者が演説の場に選んだのは激戦区ペンシルベニア州だった。ホワイトハウス周辺では選挙後に暴動が起きることを懸念して建物を木の板で覆う工事が行われている。CNNは”不安”が大統領選の大きなキーワードになると伝えた。各社の世論調査の平均値を見ると支持率はハリス副大統領48．7％、トランプ前大統領48．6％。どっちが勝ってもおかしくない状況。アメリカの大統領選は候補者が全米の50州と首都ワシントンに割り振られた選挙人を取り合う方式で、問題は7つの激戦州。選挙人が多く最重要視されているのはペンシルベニア州。ハリス氏最後の集会にはプエルトリコ出身のリッキー・マーティンや、レディー・ガガの姿もあった。ニューハンプシャー州の町では全米一早い投開票が始まった。