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「ウォール・ストリート・ジャーナル」 のテレビ露出情報

今週から始まるトランプ政権の新たな関税政策に日本はどう臨むべきか、議論を進める。米国のトランプ大統領が課す自動車関税が日本にどんな影響を及ぼすのか。アメリカが日本からの輸入車に対してかけている関税について、乗用車、ハンドルなどといった自動車部品には2.5%、トラックには25%の関税をかけている。これにトランプ氏は25%の追加関税をかけるとしている。追加関税がかかると、乗用車や自動車部品には27.5%、トラックは50%の関税となる。仮に、この関税部分が全て価格転嫁されるとどうなるのか。例えば現在の税率で410万円で売られている日本の自動車、追加で25%の関税合わせて27.5%となってくると単純計算ではあるが510万円となり、100万円も高くなる。早速、関税の影響で値上げを発表した自動車メーカーがある。イタリアの高級車メーカーのフェラーリ。フェラーリは来月の2日から追加関税25%に対して一部はフェラーリ社が自己負担するというが、最大で10%の値上げを行うと発表。フェラーリは全て車両をイタリア国内の工場で生産しているが、アメリカメディアによると人気モデルのプロサングエ、現在6500万円ほどで販売されているが、関税の影響で日本円でおよそ650万円ほど値上げしておよそ7150万円になる見通しだとしている。関税による値上げの影響というのはアメリカ国内にも及びそう。海外から部品などを輸入しているので関税によってコストが増す、結果的には値上げをせざるをえない状況になるのではないかと懸念されている。アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルによるとトランプ氏が大手自動車メーカーの幹部らに対して「ホワイトハウスは値上げの動きを好ましく思わないだろう」と発言、関税を理由とした値上げをしないよう警告していたと報じられている。
日本への影響がどのようになるのか見ていく。アメリカでの自動車の販売台数のグラフを見ると、1位にはGM、3位フォード、10位にはテスラと並んでいる。アメリカで日本の車は日本でどれくらい売れているのか。2位にトヨタ、5位にホンダ、7位に日産、9位にスバル。日本メーカーは35.9%というシェアでアメリカのメーカーをしのいでトップシェアを誇っている。自動車への追加関税ということになると日本経済全体にとっても大きな影響を及ぼしそう。昨年、日本からアメリカへの自動車の輸出総額でいうとおよそ6兆円、アメリカへの輸出全体で見ても28.3%を占めていて、最も大きな産業となっている。自動車関連の就業人口を見ていてもおよそ558万人。これも全就業人口の8.3%を占めていてまさに日本経済の屋台骨となっている。SMBC日興証券の試算によると仮に追加関税25%が実際にかけられたとすると、関連産業を含める数字になるが最大で1兆7500億円の減収になるのではないかとの試算もある。日本経済に大きな影響を及ぼす恐れのある自動車への追加関税、トランプ氏はどれくらい本気なのだろうか。本気具合がかいま見える様子が10年前の映像にあった。トランプ政権1期目の大統領選のとき、日本の自動車産業は雇用をアメリカで産んでいるじゃないかと聞いても日本は公正に取引をやっていない、アメリカの雇用を奪っているんだと主張していた。共和党関係者はずっと言っているが、トランプ氏の頭の中は70年代80年代の日本が経済的に非常に強かった時代のマインドがそのまま残っていてそこから考えがまったく変わっていないという。日本は自動車を中心にアメリカに攻勢をかけてきているひどい国なんだという言い方をしているという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月5日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
サタデーウオッチ9(ニュース)
4日のニューヨーク株式市場。ダウ平均株価は、前日に続いて急落し、1日としては過去3番目の下落幅になった。背景にあるのはトランプ政権が表明した相互関税に対し、中国政府がアメリカからのすべての輸入品に同じ34%の追加関税を課すとする対抗措置を表明したこと。米中の貿易摩擦が一段と激しくなり、世界経済が景気後退に陥ることへの懸念が強まった。アメリカの有力紙「ウォール[…続きを読む]

2025年4月5日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
「私の方針は決して変わらない。今こそ金持ちになる絶好のチャンスだ」、投資家に向けたトランプ大統領の投稿。同じ日、ニューヨーク株式市場。相互関税を見直す交渉の余地があるのではという望みは絶望に変わった。ダウ平均株価は2日連続で急落し、4日の下落幅は新型コロナショック以来過去3番目の大きさとなった。この2日間で3900ドル余りが下落。日本円にしておよそ970兆円[…続きを読む]

2025年4月5日放送 17:00 - 17:30 日本テレビ
news every.サタデー(ニュース)
アメリカ・トランプ政権による相互関税で世界同時株安が続いている。4日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は前日比2231ドル7セント値を下げ3万8314ドル86セントで取引を終えた。終値の下げ幅が2200ドルを超えるのは新型コロナ禍の2020年3月以来約5年ぶりで、市場関係者によると過去3番目の下げ幅。トランプ政権が2日に相互関税を発表、中国が対抗措置を表明[…続きを読む]

2025年4月5日放送 6:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
世界経済が下落することへの懸念が強まっている。ニューヨーク株式市場では4日も株式を売る動きが止まらず、ダウ平均株価は前日と比べて2231ドル下落し、3万9000ドルを割り込んだ。一日の下落幅としては過去3番目の下落幅。前日も1600ドル以上急落している。アメリカの有力紙はこの2日間でおよそ6兆6千億ドル、日本円にしておよそ970兆円の時価総額が失われたと伝え[…続きを読む]

2025年4月3日放送 17:00 - 18:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
アメリカが発表した「相互関税」は、アメリカの貿易相手国の関税がアメリカより高ければ、その差を埋めていくというイメージだが、今回発表された税率についてはUSTR(アメリカ通商代表部)のOBのデビッド・ボーリングさんも言っていたけど、関税、非関税障壁、貿易赤字、さらには為替操作といった要素、すべてを考慮して算出したのではないかという見方を示していた。この非関税障[…続きを読む]

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