JNNのインタビューに応じたのは去年4月にNATOに正式加盟したフィンランドのアンティ・ハッカネン国防相。ハッカネン国防相はNATOへの加盟後、フィンランドの国民の意識に変化が生じたと語った。ハッカネン国防相は「世界的な同盟に入りより安全になったと感じています」と述べた。ロシア侵攻の長期化に伴うウクライナへの支援疲れが生じていないか問われると「ヨーロッパの全ての国々がウクライナを支援したがっている」と強調しつつも、課題は防衛産業の生産能力にあるとの認識を示した。更にNATOがロシアやイラン、北朝鮮、長期的には中国といった国々と向き合ううえでは防衛のための投資が更に必要になるとの見方を示した。