ウズベキスタン・アラル海で挑む植林プロジェクト。塩水の湖にすむ極小の甲殻類「アルテミア」。卵は魚のえさとして世界的に需要が高く、多くの地元の男性たちはアルテミアをとろうと出稼ぎに行ってしまう。緑を増やすために協力してくれる人がいる一方で目の前の収入を優先したい人たちもいる。緑化プロジェクトに関わってきた中でカラカルパクスタン農業大学・柚原結女さんが思うこと「自然を守る、生活を良くする、貧困をなくす、そういう部分で動ける人になりたい」。柚原さんたちのチームは木を植えるだけでなく、木に寄生するニクジュヨウも育てている。漢方薬の原料などにもなることから「新たな産業に育てることで現地の人たちにとっても持続可能なプロジェクトにしたい」と語った。漁師のコメント。ウズベキスタン・モイナク、ヌクスの映像。