大接戦の米国大統領選挙。国際部解説委員・近野宏明がスタジオで解説。最新の支持率はハリス氏が48.7%、トランプ氏が48.6%。トランプ前大統領は4つの事件で起訴されていて、不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件は34の罪に問われ5月30日に有罪の評決が出た。6月27日にはテレビ討論会で民主党・バイデン大統領が「コロナ」を「医療保険」と言い間違えトランプ氏に揚げ足を取られた。その後もゼレンスキー大統領をプーチン大統領と言い間違え、ハリス氏をトランプ氏と言い間違えた。7月13日には米国・ペンシルベニア州でトランプ氏銃撃事件が起こった。7月21日にはバイデン氏が撤退を表明。後継者にハリス氏を指名した。9月のハリス氏とのテレビ討論会でトランプ氏は「移民が住民のペットを食べている」と事実と異なる発言をしたが、ハリス氏の支持率はあまり伸びなかった。先月27日、トランプ氏の集会でコメディアンが「プエルトリコはゴミの島」と差別的な発言をしたが支持率に大きな変化はなかった。