ベルギーの首都ブリュッセルで行われたのは、農家によるジャガイモを投げつけたりトラクターを使った抗議デモ。デモが行われたのはEU首脳会議が行われているブリュッセル。農業政策をめぐりEUは南米との自由貿易協定の発効に向けた承認手続きを進めている。これに対し農家側は安い南米産の肉・野菜がEUに流入すると反発。ベルギーやフランスなど27か国から1万人以上の農家が集まり抗議の声を上げた。トラクターで運ばれてきたのは大量のジャガイモ、デモ参加者が警察に投げつけた。警察側は催涙ガスや放水で応戦するなど衝突に発展。トラクターが集結して道を塞ぐように並び、中には電飾したクリスマス仕様のものも。EUのフォンデアライエン委員長は18日に農業団体と面会し、EU予算において農家に対し継続的な支援を行うと説明して理解を求めた。しかしその後一転、EU加盟国が抱える問題に対処するため署名を数週間延期すると南米側に伝え合意したと発表した。
