観光客による悪影響、観光公害。オーストラリア・ウルル。「登山がなくても観光客が増える」、その理由は。ウルルカタジュタ国立公園事務局・ミーガンエバートさんが案内。先住民はウルルで生活。文化の共有こそが最も価値のある観光資源だと気づいた。先住民にルーツがあるニーシャギブソンさん。生きるすべもウルルの中で代々伝えられてきた。文字を持たなかった先住民。代わりに絵で生活の知恵などを伝えてきた。いまはアート作品となり、観光客に文化として共有。文化の共有、カルチャーツーリズムを新たな体験に発展させているエアーズロックリゾート。先住民を身近に感じてもらおうとスタッフの3分の1はアボリジナル。文化を伝える手段として使った最新技術。これが観光客増加のカギを握っていた。エアーズロックリゾート経営・マットCEOのコメント。