アメリカとイランはことし6月中旬に戦闘終結に向けた覚書に署名し、60日間の期限を設けて協議を行い最終的な合意を目指すとしていた。当初アメリカのバンス副大統領が6月18日から交渉期限に入ったと説明し、今月16日に期限を迎えることになっていたが、この間双方の攻撃の応酬などで覚書は形骸化している。こうした中アラグチ外相は地元メディアに対し延長すべき停戦は存在しないと述べた上で、覚書を交わした当初とは状況が違うとの認識を示した。一方米中央軍はクーパー司令官が原子力空母「エイブラハム・リンカーン」を訪問したと明らかにした。この空母はイランの港を出入りする船舶に対する海上封鎖措置の任務にも関わっている。ヘグセス国防長官は海軍は封鎖を無期限に維持できるなどと述べていて、対決姿勢を崩さず膠着状態が続いている。
