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「エキノコックス」 のテレビ露出情報

北海道・礼文島の猟師俵静夫さんは半世紀以上トドを撃ち続けたという。この日俵さんが向かったのは海驢島という無人島。揺れる船の上でトドが顔を出す瞬間を待つ。俵さんの技術はグンを抜いており、仲間の猟師はトドを苦しめない技術は神業だと評した。礼文島は漁業の島でトドは網を食い破り魚を食べてしまうという。俵さんは9人兄弟の長男として12歳から海に出ている。夏は魚を獲り、冬はトドを撃った。魚以外の食料が手に入らなかったこともある礼文島、その頃トドは貴重な食料だった。ただ1年に1頭も獲れれば問題はなかった。ただ、その後トドによる漁業被害が深刻化する。トドを殺すことに関して、俵さんは割り切れるものではないと語り、自分たちもトドも生きるためだからと語った。撃ったトドに胎児がいた場合、俵さんはそのトドを剥製にする。罪のないものを殺してしまったという気持ちからだという。かつてエキノコックスが流行した際に、島にいる全ての犬や猫を駆除する必要に迫られた。その際に腹を撃ってしまい、犬を苦しめてしまった経験が俵さんにはあるという。この時からなるべく苦しめないように仕留めることが大切だと感じたのだと語ってくれた。
昨年、俵さんは末期の肺がんだと診断されている。ただ手術は選択せず、それ以外の治療を行うことを選んだという。俵さんは「自分は生きてるものを金にしてきたのだから」と語った。今年も、俵さんは10頭のトドを撃ち、漁を終えた。現在でも俵さんは撃ったトドを4時間かけて解体する。解体した肉は近所の人に配るなどする。礼文島では今もトドを食べる文化があるという。季節が変わりウニ漁が始まった頃、俵さんは海が恋しいのだと語ってくれた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月27日放送 1:28 - 1:54 NHK総合
Dearにっぽん(Dearにっぽん)
北海道・礼文島の猟師俵静夫さんは半世紀以上トドを撃ち続けたという。この日俵さんが向かったのは海驢島という無人島。揺れる船の上でトドが顔を出す瞬間を待つ。俵さんの技術はグンを抜いており、仲間の猟師はトドを苦しめない技術は神業だと評した。礼文島は漁業の島でトドは網を食い破り魚を食べてしまうという。俵さんは9人兄弟の長男として12歳から海に出ている。夏は魚を獲り、[…続きを読む]

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