体操NHK杯男子個人総合は、金メダリスト2人の頂上決戦。優勝したのは岡慎之助選手。今日の競技が始まる時点で、トップの岡慎之助選手と2位の橋本選手の差は1.500だった。最初の床、橋本選手は体調不良を抱えながらもミスのない演技で得点を伸ばした。続いて、岡選手は安定感のある演技で着地を次々と決めた。高得点をマークして橋本選手との差を広げた。5種目目は、平行棒。着地をピタリと決めて、橋本選手との差をこの日最大の2.100に広げた。最後の鉄棒、まずは橋本選手。この種目全体3位の高得点をマークし、意地をみせる。最後は岡選手。しかし、落下してしまった。演技再開後、高難度の技を決めて着地した。わずか0.200差で逃げ切った岡選手が大会連覇。橋本選手とともに、世界選手権の代表入り決めた。