イスラエル当局は3日、ガザ地区住民のエジプトへの域外退避に向けラファの検問所を近く再開すると発表した。ラファの検問所は戦闘のほとんどの間、閉鎖している。少量の援助物資がエジプト側からガザ地区に搬入された短い期間もあったがほとんど閉鎖されたまま。この検問所だけでなく、ガザ地区側も何ヶ月もイスラエルの管理下にある。境界の往来はイスラエルとハマスの停戦合意の一部だが、ラファ検問所については今に至るまで実現されていない。しかし大きな注意点がある。これはガザ地区から退避してエジプトに入りたいパレスチナ住民を対象にした一方向の再開。それにはイスラエルのセキュリティチェックを通る必要がある。これまで境界の管理を支援してきたEUもラファでの活動を監視する任務につくが、非常に限定的な条件でのみ再開される。それがいつになるのか正確な日付も分かっていない。停戦合意にはガザ地区への支援物資の搬入を再開するとあるが、今も批判の声が上がっている。ガザ地区の人道危機を解消するにはガザ地区に入っていくトラックも少なく支援物資も少なすぎるためだ。もちろん支援団体などは搬入されてくる物資を歓迎しているが、少なすぎるし遅すぎると批判している。先週、中東地域は悪天候に見舞われたためガザ地区でテント生活を送っているひとに向けてもっと多くの非難用物資が必要とされている。大雨と洪水により大きな被害が出ているので、人道支援団体だけでなくハマスのイスラエルから入ってくる物資だけに頼るのではなく、ほかからももっと物資が入ってくるようにラファ検問所が双方向に再開されることを求めている。これまでは主に南部のケレム・シャローム検問所から物資が搬入されており、最近では北部のジキム検問所も再開されたが、これは停戦合意とは別のこと。
