今回、ご招待したのは42歳・バツラフさんと7歳のアイザックくん親子。2人が暮らすのはスコットランド・エディンバラ。2人が熱中しているのは日本の焼き鳥を作ること。焼き鳥は江戸時代中期に登場したと言われ、戦後鶏肉が安くなり大衆向けの焼き鳥店が急増した。バツラフさんはミシュラン掲載店に務めた腕利きのシェフ。勉強の一環で日本料理の本に紹介されていた焼き鳥を作ってみた所、奥深さに感動。7年前転職したのを機に焼き鳥作りに熱中するようになった。アイザックくんも3歳のころから焼き鳥の虜になった。バツラフさんとアイザックくんは鶏肉を丸ごと購入し、部位ごとに捌いて焼き鳥を作っている。ねぎまは、江戸時代にはマグロで作られていた。戦後、マグロの価格が高騰し鶏肉が使われるようになった。タレは、30回以上試作を重ね完成したという。家では炭を使えないので、ビーチに行き、七輪と木材を使い焼き鳥を焼いている。バツラフさんの将来の夢は自分の店を家族とやることだった。こうして2人は日本にやって来た。