ニューカレドニアは19世紀にフランスに併合され今もフランスの一部となっている。今年5月フランス本国で新しく移住してきた住民にも地方参政権を拡大する憲法改正の動きが出たことを発端に独立を目指す先住民たちの暴動が発生。マクロン大統領は憲法改正の手続きを延期する考えを示したが今も治安部隊との散発的な衝突が続いている。ニューカレドニア・ヌメア近郊、道路沿いには暴動で崩壊された店舗などがそのまま残されている。先住民「カナック」のオバデディディエさん(43)は暴動に発展した抗議活動に参加した1人。主権を持ち自分の国のことは自分で決めたいと熱望している。