エルサレムより伝える。戦火が拡大しているが、イスラエル国内の反応はどうか。イスラエルでは警報が頻繁に鳴ってシェルターに逃げ込むような生活となっている。中にはガザ地区での戦闘が停戦を迎えて、警報から解放された生活になったのに、またかという声も聞かれた。ただこういった意見は圧倒的に少数派。国民の大部分は「戦闘は長年続いてきたことだ。イスラエルではこういったことはみんな慣れているんだ」と話している。先制攻撃を含めた今回の衝突に対して、国民からは「国の安全を守るためにアメリカと協力してテロ攻撃を止めてほしい」という、ある意味イランへの攻撃を正当化する声が多く聞かれた。連立政権維持のために極右政党に依存するネタニヤフ首相は、戦闘の継続という強硬姿勢をとってきたが、国民からは「ネタニヤフ首相が個人のためにやろうとしていることだけではなく、最終的にはテロ組織との戦いは終わらせなければならない」といった声や、「政権を支持しているわけではないが、イスラエルへの脅威を排除するために、政権がアメリカと下した戦闘開始という判断は正しかったと思う」という声にも触れた。大国であっても長年敵対してきたイランとの戦いは、避けられないという考え方が多いよう。
