TVでた蔵トップ>> キーワード

「エルベ川」 のテレビ露出情報

ドイツやチェコを流れるエルベ川。観光客に人気のクルーズが始まった。崩れ落ちているのはドレスデン中心のカローラ橋。1971年に完成し路面電車も走る主要な橋だった。崩落が起きたのは去年9月上旬。SNSに投稿された近くの監視カメラのものとみられる映像では夜中に突然崩れ落ちたことが分かる。原因は橋に使われている鋼材の劣化だと考えられている。ドイツで橋が崩落することは珍しく社会に衝撃が広がっている。崩落は地元の観光業界に大きな打撃をもたらした。人気の蒸気船は船着き場がすぐ近くにあったため、客が利用を控えるようになってしまった。
影響はドイツだけにとどまらない。上流に位置するチェコ・プラハ。エルベ川を利用した物流会社を経営するハラツキーさんはドイツの港へ農薬や廃棄物などを船で運んでいる。しかし、崩落した橋の下を航行することができなくなったため、ビジネスは大打撃を受けている。航行は今年2月に限定的に再開するも半年近く利益を上げられなかった。失った利益は8000万円近くに上るという。その補填を橋を管理していたドレスデン市に求めている。今回の崩落は老朽化が進むドイツの橋の安全性に疑問を投げかけている。先月、同じくエルベ川にかかる橋で緊急調査が行われた。崩落した橋と同じ鋼材が使われているため。同じ鋼材が使われた橋は国内に約1000もあり、いずれも老朽化している。しかも、ドイツの橋の点検のルールでは外からの目視からの確認が基本のために橋の内部の鋼材が劣化しているか把握しづらいとされている。このため安全が確認できるため通行止めになるなど市民生活に影響が出ている。街の人の移動手段が車から船に変わり利便性が大きく低下した。ドイツでは最近高速道路でも老朽化した橋が急に通行止めになる事態が起きた。こうした中、今月発足したメルツ新政権はインフラ整備を重要視して、そのために80兆円余の巨額な基金も設置する方針。専門家は老朽化したインフラの維持だけではなく点検などを担う人材の育成も軽視されてきたため、橋の安全性を急に改善することは難しいと話す。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月15日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュースワールドEYES
ドイツやチェコを流れるエルベ川。観光客に人気のクルーズが始まった。崩れ落ちているのはドレスデン中心のカローラ橋。1971年に完成し路面電車も走る主要な橋だった。崩落が起きたのは去年9月上旬。SNSに投稿された近くの監視カメラのものとみられる映像では夜中に突然崩れ落ちたことが分かる。原因は橋に使われている鋼材の劣化だと考えられている。ドイツで橋が崩落することは[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.