世代ごとにどんな働き方をしたいのかの調査結果を紹介。20代、30代は自分に合う仕事ができる会社で働きたいという気持ちの方が多いよう。そして、40代、50代になったら賃金待遇がいい会社で働きたい。そして60代以上になると、年金を補う収入を得られる会社で働きたいと、年代によって気持ちにばらつきがあった。為末大は「こうやってシビアにキャリアを考えていくというのは、すばらしいと思った」とコメント。伊沢拓司は「若い世代見てると、キャリアプランというよりも、もうライフプランをまず最初に考えて、そこにひも付くものとして、仕事を考えてるのかなと思う。こういう人生を歩みたいということを、おおらかに表明できるっていうのは本当にすばらしいことだと思うので、その位置が変わっちゃってもいいと思うので、みんなやっぱりそうやって希望を持って、働き方、もっと上の生き方を考えられるようになるといい」、慶應義塾大学教授・宮田裕章は「全世界的な傾向なのだが、人生100年時代、寿命が延びてきたことによって、1つの企業、1つの働き方にすべて捧げるっていうのも、考えが変わってきてる。自分の生き方があったうえで、じゃあ、第2、第3のキャリア、副業、兼業、これをどう考えていくのか、キャリアプランっていうのを考える、そういう時代になってきている。また今、少子化で、いわゆるこの売手市場になってる。そうなるとその企業で働くことが、社会にどう貢献できるのか、自分の人生にどういう役割を果たせるのか、ここはやっぱり説明できないと、やっぱり選ばれない企業になっていく。企業側もやはり、働く人たちの価値観に寄り添いながら、社業が、一体どうつながっていくのかっていうことだったり、あるいは彼らの人生にどう寄り添えるのか、ここを今、まさに考えていく時代になったのではないか」とコメントしていた。