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「オウム「教祖」法廷全記録1」 のテレビ露出情報

地下鉄サリン事件の実行犯の一人・林郁夫が証人として呼ばれた第8回公判。かつての師を林は否定した。元朝日新聞記者の降幡賢一は「林は教祖の呪縛みたいなものから一番最初に解かれた」などと話した。麻原の公判は始まった時点で多くの弟子たちが麻原の洗脳から目を覚まし始めていた。林の裏切りを目の当たりにしても麻原は動じなかった。第13回公判がその後の裁判の行方を決定づけることになる。 この日、証言台に立ったのは麻原が最も信頼していた幹部・井上嘉浩だった。ジャーナリストの江川紹子は麻原は井上を警戒していたと語る。井上は起訴された事件のほとんどの実情を知るとみられていた。弁護側の尋問の際に麻原が突然話し始めた。井上への尋問を中止したいとした。井上が検察側の尋問で証言台に立った際、麻原は教団の犯行を次々と証言する井上に向け人差し指をぐるぐると回していた。麻原にとって井上はしゃべらせていけない人物だった。弁護団は30分間の休廷を要請した。法定内には麻原と弁護団だけが残った。弁護側の尋問が始まると井上はオウム入信の動機から事件まで洗いざらい話し始めた。

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