北海道にある霧多布半島。もともとは海の底から隆起してできた島。本土との間に海流によって砂が溜まり半島となった。地吹雪が吹き荒れる1月。雪が降っても強い海風が吹き飛ばすため深くは積もらない。そのことが生き物たちを支えている。雪が少ないことによってキタキツネは雪の中の獲物が探しやすくなる。冬をこすためオオワシがやってきた。オオワシは霧多布の岬に吹く強い風によって羽ばたかなくても飛ぶことができる。ここでは、体力を節約しながら獲物を探せるため多くの鳥が集まる。岬と風が育むこの独特な自然は、海に暮らす動物も支えている。巨大な岩場が多く波が届きにくい岩はラッコにとっては住みやすい場所となる。厳冬期、キタキツネが追いかけっこでオスとメスの絆を深め繁殖に向かう。氷で波が抑えられ穏やかになった海。sこに浮かぶラッコの姿は厳冬期の風物詩。海風吹き付ける断崖絶壁。その一見厳しい環境が多くの命を支えている。
