来週ノルウェーで開かれるノーベル平和賞の授賞式に向けて長崎の被爆者たちの願いが書き込まれたリーフレットや折り鶴が作成され、現地で配布されることになった。今月10日にノルウェーの首都オスロで開かれるノーベル平和賞の授賞式に向けて日本被団協の長崎県内の団体では被爆者の思いを現地で伝えようとしている。きのうは長崎市にある団体の事務所に被爆者など9人が集まってリーフレットが作成された。リーフレットには長崎の被爆者で山口仙二さんの「ノーモアヒバクシャ」ということばや同じく長崎の被爆者で谷口稜曄さんの「核兵器は人間と共存できない」というメッセージが英語でつづられている。また、リーフレットには、平和への願いを込めて折った折り鶴が貼りつけられ、現地での式典や関連イベントで配布されることになっている。