- 出演者
- 堂真理子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 デーブ・スペクター 中野信子 仁科健吾 駒見直音 浦林凜
オープニングの挨拶。
きのう、小林鷹之元経済安全保障担当大臣が総裁選出馬を表明。1m86cmの長身で東京大学出身の小林氏は千葉県のサラリーマン家庭に生まれ、親族に国会議員や首長を持たない非世襲の政治家。前回の総裁選に初出馬し、9人中5位に終わっている。16日に正式に出馬表明会見を開く予定。総裁選にはこれまで茂木前幹事長が出馬を表明。また、高市前経済安全保障担当大臣は17日に出馬会見を行う方針。林官房長官も来週、出馬を表明する方向で調整を進めている。関係者によると、小泉進次郎農水大臣は今週末に地元で支援者と面会し、出馬の意向を伝えたうえで来週後半にも会見を開き、正式に表明する方向で調整しているという。脳科学者・中野信子は「気になるのは自民党を向いているのか、国民を向いているのか」などとコメントした。
オープニング映像。
北海道小樽市の空の様子を中継映像で伝えた。秋雨前線の影響で雨が降るところもあるが、北海道は秋の爽やかな陽気となっている。
今月22日に告示される自民党総裁選挙に小泉農林水産大臣が出馬する意向を固めたことが分かった。関係者によると、小泉氏は今週末に地元で支援者に出馬する意向を伝えたうえで、来週後半に会見を開き正式に表明する方向で調整している。去年の総裁選と同じく旧岸田派の一部と菅副総裁に近い中堅・若手の議員が中心に支援する見通し。小泉氏は去年の総裁選に初出馬し、1回目の投票で最も多い国会議員票を獲得したが、地方票で伸び悩み3位に終わっていた。
国連の安全保障理事会はイスラエルによるカタールへの空爆を受けて緊急会合を開いた。11日の緊急会合に先立って、イスラエルを擁護してきたアメリカを含む安保理の全理事国は攻撃を非難し、カタールへの連帯を示す声明を出した。カタールはイスラエルとハマスの停戦協議で仲介役を務めてきた。会合に出席したカタールのムハンマド首相は「仲介者を攻撃する国を聞いたことがあるか」と批判し、「平和実現に取り組むすべての国を標的とする明確な脅威だ」と訴えた。一方で、イスラエルは「我々はテロの指導者たちがどこに潜伏していようと行動を起こす」と攻撃を正当化している。
きのう、東京都心を大規模なゲリラ雷雨が襲った。東京・品川区付近では午後3時半までの1時間に約120mmの雨が降ったとみられ、品川区と大田区の一部に緊急安全確保が発令された。近くの戸越銀座商店街は冠水。世田谷では観測史上最大となる1時間に92.0mm、目黒区緑が丘では1時間に134mmの猛烈な雨を観測。杉並区の善福寺川は約50分で警戒水位まで水が上がった。世田谷区を流れる谷沢川は2つの観測所で氾濫発生水位を超えた。自由が丘では店の中まで浸水。東京では目黒区の一部など7000軒以上で停電が発生し生活にも影響が出た。
東京都心を襲った大規模なゲリラ雷雨。雷雨のため、目黒区の一部など7000軒以上で停電が発生し、生活にも影響が出た。警視庁などによると、大田区で積んであったコンテナが崩れて2人が下敷きになり、うち1人が死亡した。当時、雨や風がかなり強かったという。神奈川では道路が冠水し立ち往生した車もあった。突然の大雨は帰宅の足を直撃し、鉄道各社のダイヤは大きく乱れた。きょうも全国的に大気の状態が不安定で、急な雷雨に警戒が必要。
関東地方ではきのう午後から雨雲が急激に発達し記録的な雨の降り方となり、記録的短時間大雨情報が相次いで発表された。きのうは東京と神奈川で合わせて9回発表された。東京・世田谷区では1時間で観測史上最大の雨量となった。きのう記録的短時間大雨情報が発表された目黒区自由が丘では水が勢いよく噴き上がり、マンホールを持ち上げた。きのう一番多くの雨が降ったとみられる目黒区緑が丘では午後3時20分までの1時間で134mmを観測。目黒区と品川区を流れる立会川が氾濫。きのうは雨雲が局地的に次々と発生し、東京周辺で1時間に80mm以上の猛烈な雨をもたらす雨がかかり、雷を伴い停電も発生。鹿島灘からの東風と相模湾からの南風が東京付近でぶつかることによって雷雲や猛烈な雨を降らせる積乱雲が発生。きのうは気温が高く水蒸気量が多かったため、積乱雲がより発達した。
羽田空港の様子を中継映像で伝えた。きのう、羽田空港では雷雲が接近し地上作業を3度中止した影響で、全日空は午前6時時点で74便が欠航し、きょうも70便が欠航。近くでは積んであったコンテナが崩れ2人が下敷きになり1人が死亡したが、強風の影響とみられている。発達した積乱雲の周辺では竜巻やダウンバーストなどの突風を伴うことが多い。きのう、羽田空港では最大瞬間風速30.9mという台風並みの風を観測。きょうも関東は不安定な天気になっているが、きのうのような雷雨にはならないとみられる。全国の気象情報を伝えた。あす朝までの予想雨量は多い所で東海で200mm、関東甲信で60mmなどとなっている。TVプロデューサーのデーブ・スペクターは「東京は比較的、排水やインフラがいいと言われている中でもここまで起きたということは気候が変わってきたということ」とコメントした。
全国の気象情報を伝えた。
トランプ氏の盟友 銃撃死。ノルウェー王室に激震。
「キョン 伊豆大島で大繁殖 都が捕獲報奨金制度スタート」、「ネパール SNSで禁止で大規模デモ 背景に若者の怒りと不満」、「フランス 20万人規模 反政府デモ『すべてを封鎖せよ』」のニュースラインナップを伝えた。
パリ市内は抗議の声を上げる群衆で埋め尽くされた。「すべてを封鎖せよ」のスローガンのもとSNSで呼びかけられ、フランス全土で20万人規模で行われている反政府デモの背景には政治への強い不満がある。デモ隊の一部が暴徒化したほか、パリ近郊にあるAmazon物流センターでは配送を止めようと従業員らが周辺を囲んだ。日本と同じく少数与党に苦しむフランスでは、わずか2年足らずの間に首相が4回も交代。デモ当日には新たな首相が就任したばかり。国が抱える大きな課題は物価高や社会保障費の増大などだが、ルコルニュ新首相も財政再建路線を継承するとみられ、国民の不満は収まりそうにない。デモ参加者は「マクロン大統領と政権が耳を傾けないから抗議している」と話した。18日にも再び大規模な反政府デモが呼びかけられている。
フランス全土で20万人規模の反政府デモが起きた。デモが拡大した背景には1986年に死亡したコメディアンのコリューシュ氏を生成AIで再現し、「9月10日に大革命が起こるらしい」といったデモへの参加を呼びかける動画がSNSに投稿されたことが影響した。動画は6日時点で20万回以上再生された。(ラジオフランス)。1981年の大統領選に出馬表明したコリューシュ氏はフランス労働者階級の象徴であり、反体制の体現者であったと分析。(ラ・デペッシュ・デュ・ミディ)。イプソスの世論調査によると、フランス国民の46%が10日のデモを支持し、2つの主要労働組合も支持し、18日にはさらに大規模なストライキを計画している。同志社大学教授・吉田徹氏は「左派学生や労組が主導してきたデモとは違い、生活苦を背景にした草の根的運動。具体的な政策の実現を目指すものではなく怒りの表明。長続きはしないだろう」と指摘する。反政府デモはマクロン大統領の退陣を求めているが、吉田氏は「辞任はないだろう。緊縮予算案の可決と引き換えにルコルニュ新首相を辞任させ政権の延命を図る可能性はある。辞任が極右政権誕生の引き金になるのを避けたいとの思惑もあるのでは」としている。TVプロデューサーのデーブ・スペクターは「2018年の黄色いベストの運動の怒りが収まっていないという話もある。ねじれ国会で出口が見えない。マクロン大統領は任期の2027年までやりたい。お互いに意地を張り合っている」とコメントした。
今週、ネパールでSNSの使用を禁止した反政府デモが起こった。特に若者は政府の腐敗や汚職に不満を募らせ、過激化したデモ隊が政府庁舎などを放火し、一部の政治家が襲撃される事態も起こった。デモ隊と警察との衝突でこれまでに死者30人以上、1000人以上の負傷者が出ている。各地で混乱が広がった中、9日、政府はSNS禁止措置を撤回し、オリ首相は辞任。デモ2日で政権は崩壊した。抗議デモは10日、軍が治安維持に乗り出したことで沈静化した。軍の幹部はデモ隊代表者らと会談を行い、要求を聞き取ったとみられる。暫定政権発足に向けた動きが今後の焦点となる。
ネパール政府によると、2022~2023年にかけての国内失業率は12.6%。15歳~24歳の若年層では22.7%にのぼっている。ヒンドゥスタン・タイムズは毎日2000人以上の若者が中東や東南アジアへ仕事を求めて出国しているとネパール政府が推定していると報じている。経済的に困窮する若者たちの怒りの矛先となっている“ネポキッズ”とは、高級官僚や政治家の子どもたちを指す批判的な言葉。ニューヨーク・タイムズによると、ネパールで起きた大規模デモに先立ち、SNS上では政治家の子どもたちが豪華な休暇を過ごしたり、派手な服を着る様子が「#nepokids」と共に投稿され、批判の的になった。そうした中で政府がオンライン上の誹謗中傷を抑え込むSNS禁止令を出したことで若者の不満が爆発した。大規模デモを受けてオリ首相が辞任したことで事態収拾を図るため、軍はデモの中核を担った若者側と暫定政権発足に向けた協議を始めた。カトマンズ・ポストによると、反汚職で知られる元最高裁長官のスシラ・カルキ氏が最も多くの若者の支持を集めた。カルキ氏は2016年に女性として初めて最高裁長官に就任。インドメディアのインタビューでは「国益のために働く用意がある」と述べ、暫定政権への就任要請を受け入れる意向を示している。中野は「GDPに対して国外からの送金の割合が5分の1くらい。そこでSNS禁止とされると耐えられない」、デーブ・スペクターは「デモの程度を超えている。選挙でやっても雇用が増えるなどの解決は見当たらない」などとコメントした。
特定外来生物に指定されている「キョン」は農作物を食い荒らすうえに、夜中には不気味な鳴き声。千葉県南部を中心に大繁殖をしているキョンがここ数年、住民生活に影響を及ぼしている。また、東京都の伊豆大島でもキョンが増殖。8日には新たな対策がスタートした。伊豆大島在住で自宅の敷地などにワナを仕掛けられる人を対象に、キョン1個体の捕獲に対し8000円を支給する報奨制度。大島町には人口の2倍以上のキョンが生息している。東京都・小池百合子知事は「島民より増える事態を迎える中で農作物、生態系の被害など及んでいるところである」と述べた。キョンが多く生息する千葉県では2006年度に1万頭だったキョンは、2022年度には約7万頭になり、農作物の被害は約3億円にのぼっている。猟師・刈込太郎さんは「天敵がいない。しかも千葉県の南部で暖かいところで食べ物も豊富にあるので増えていっている」と話す。地元の猟師にキョンがよく出る場所に案内された。この会社では駆除されたキョンを県などの許可を得て食肉に加工し販売している。キョンの肉は台湾などでは高級食材として扱われている。都内にあるジビエ専門のレストラン「グルマンズ」オーナーシェフ・中里寛さんは「脂身がまったくなくて赤身で、すごくうまみが強くて柔らかくておいしい」と話す。キョンの料理はコース料理の一品として提供している。キョンの肉について、千葉県はふるさと納税の返礼品としても用意している。
爆発的に増えてしまった外来種のキョンは食用などの利用拡大で駆除を進める動きが出ている。千葉県におけるキョンは勝浦市にあった観光施設から脱走したものが野生化。千葉県が2002年に確認した生息域が2022年には房総半島のほぼ半分まで拡大。生息数は2006年度の1万1800頭から2024年度には9万4100頭に増えていると推定。イノシシやシカは1頭当たりの捕獲報奨金が約1万円~1万5000円だが、キョンは約6000円となっているため優先度は高くない。農林水産省は捕獲数を増やし、廃棄していた捕獲鳥獣をジビエとして利用拡大を推奨。キョンの肉を使ったカレーやパスタのほか、鍋料理、キョンのつくねそばなど和食でも利用できる。千葉県ではふるさと納税でキョンの肉や革製品を返礼品で用意していて、県が抱える有害鳥獣の問題への取り組みに共感してもらえる人への返礼品として活用することにした。デーブ・スペクターは「これだけ商品化しているのは知らなかった」、中野は「鶏の胸肉みたいな感じ。ジビエが嫌いな人でも食べられるんじゃないか」とコメントした。茨城県では目撃情報があり、警戒を強めている。
厚生労働省によると、1日時点で全国の100歳以上の高齢者は9万9763人。このうち女性が約88%を占めている。国内最高齢は奈良に住む114歳の賀川滋子さんで、男性では静岡に住む111歳の水野清隆さん。100歳以上の高齢者が55年連続で過去最多を更新。TVプロデューサーのデーブ・スペクターは「きんさんぎんさんのイメージがずっとあるが、女性が圧倒的に多いのは食生活なのか、生存力なのか分からないが、200歳まで生きてほしい」とコメントした。