アメリカの追加関税に対しカナダ・カーニー首相は「アメリカに最大限の影響を与え、カナダへの影響を最小限にとどめるような報復的な防疫措置により、アメリカの関税に対抗する」、ドイツ・ショルツ首相は「トランプ大統領の決断は間違っている。関税と孤立はすべての人の冨を損ねる」と述べた。ただトランプ大統領はSNSに「EUがカナダと協力してアメリカに経済的な損害を与えようとするならば、現在の計画よりはるかに大規模な関税が両国に課されるだろう」と投稿するなど強硬な姿勢を崩していない。アメリカが関税を発動し各国が報復措置を執る場合、世界経済への打撃が予想される。