「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」を紹介。続いてのトリオ「現実と非現実のあわい」は、過去に描かれた他の作家の作品や自分の描いた作品へのオマージュになっている。ヴィクトル・ブローネル《ペレル通り2番地2の出会い》は、アンリ・ルソーアンリ・ルソー《蛇使いの女》が下敷きになっている。有元利夫《室内楽》ではフレスコ画などにみられる古典的な女性を中央に描いている。ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》では男性の後ろ姿の上にボッティチェリ《春》に出てくるフローラを描いている。オリジナルグッズも販売中。有村架純が音声ガイドのナビゲーターを務める。「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」は8月25日まで東京国立近代美術館で開催中。9月からは大阪中之島美術館でも開催される。