ディズニー新グッズ発売のたびに横行する転売問題。しかし、最近は“代行”と称した行為が多発しているという。きのうから、ディズニーシー限定で人気キャラクター「ダッフィー&フレンズ」の新グッズが発売。しかし、きのう発売されたばかりの商品が、今回もフリマサイトに続々出品されている。ところが、最近では転売ではなく、“代行”として業者さながらの取引をする動きが。SNSで“ディズニー代行”と検索すると、ディズニーのグッズの“代行”に関する投稿が出てくる。そこには「当日受付可能です」など業者さながらの文言が並んでいる。“転売”は、フリマサイトなどを通じ、販売者側から提示された金額を購入者が支払い、商品を受け取るのが一般的。しかし“代行”は、SNSなどを通じ、受け付けしている販売者に購入者が代行を依頼。販売者は商品の定価、送料、手数料などを合わせた金額を購入者に請求する形となっている。「イット!」は、実際に代行を請け負う当事者を取材した。“ディズニー代行”を請け負う人は「毎回20人くらい。受けているのが」と話し、発送前の商品がズラリ。オリエンタルランドは、グッズの「営利活動」「転売目的での商品の購入」を禁止行為と明示しているが、代行を請け負う人は「交通費含めてもらっても、利益というか完全に手元に残るのが1万円いかない」と話し、代行を続ける理由について、グッズを買えなかった経験から、転売ではなく代行として欲しい人に届けたいと思うようになったと主張した。オリエンタルランドは「グッズの転売、代行について、今後も引き続き対応策を検討してまいります」とコメントしている。