メジャー経験もある加藤豪将、自身が惚れ込んだキャッチャー・伏見寅威を獲得。そして新庄自らはらしくない変化を見せる。BIGBOSSから新庄へ登録名を変更。飛躍を誓った2年目、しかしプロ野球はあまくない。7試合連続の1点差負けというワースト記録を更新。13連敗という球団ワースト14連敗に迫る不名誉な記録。優勝を目指すとした2年目、成績こそ振るわなかったが選手たちの気持ちに変化が。万波中正は打率を上昇させホーム王と一歩の25塁打を放った。清宮幸太郎もケガもあったが満足のいく成績を残した。シーズン途中にトレードで加入した郡司裕也は新庄監督の元、のびのびとプレーしポテンシャルを証明した。就任以来、成功と失敗を繰り返しながら選手たちの心をとことん鍛えてきた新庄監督。勝負の年として挑んだ2年目、1年目に撒いた種は蕾になろうとしていた。