長期金利の指標となる10年物国債の利回りが一時3%に上昇した。長期金利の上昇を背景に大手銀行では固定型住宅ローンの金利を引き上げる動きも。企業にも影響を及ぼし借入が難しくなり設備投資や賃上げにブレーキがかかるおそれもある。一方で銀行の定期預金の金利上昇など利息収入の増加というメリットも。3%をつけたのは1996年以来約30年ぶりの高水準。当時は定期預金をめぐり銀行間では熾烈な争いが繰り広げられていた。長期金利の上昇の一因としては、来年度予算案の概算要求が過去最大になる見通しで財政悪化への懸念が強まったことがある。市場関係者からは、3%は通過点で今後も上昇傾向は変わりにくいとの見方も出ている。
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