絹田さんは「今回打ち上げが成功しなかったことについて地元ではがっかりしたという声は少なくはない。ただ3号機のときは打ち上げの見学上の入場券が24時間たたずに完売するといったこともあり、引き続き関心が高いことがうかがえる。また、先月発射場がある和歌山・串本町で行われたイベントはカイロスの挑戦を応援しようと考案された『串本カイロスロケット体操』のお披露目イベント。子どもから大人まで大勢が参加していた。こうした打ち上げを後押しする催しは3月に3号機が失敗したあとも地元では開かれていて、まだまだロケットへの熱意は冷めていないと感じた。企業の社長は次の4号機に向けて『背水の陣でのぞむ覚悟だ』と述べていて、今後も開発を進める方針。ただ今は3号機の失敗の原因究明の段階で、4号機の打ち上げ時期についてはまだ明らかにされていない。一方、開発した企業は2030年代には年間30回、ロケットを打ち上げる計画を掲げていて、人工衛星を低コスト・高頻度で運ぶ“宇宙宅配便”としての利用を目指している。このような計画を実現させるためにも次こそは成功に導いてもらい、地元・和歌山だけでなく日本全体の宇宙開発を活性化させることも期待できるようにしてほしい。」などと伝えた。
