ハワイでは火山から流れ出した溶岩によって、何度も地上が焼き尽くされてきた。1969年にキラウエア火山が噴火した際には、大量の溶岩で道が分断。現在もその地点からはオヒアの森が消えているが、溶岩の上には点々とオヒアの木が育っていた。何度溶岩に覆い尽くされてもその度に芽を出してきたオヒアの木は、今、多くが立ち枯れの危機に瀕している。島の外から持ち込まれた細菌が原因で、この10年、ハワイの生態系を揺るがす大問題となっている。
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