われわれの家計に直接響いてくるのが、コメの価格。横浜市にあるスーパーでは先月末から新米が並び始めた。千葉県産の新米が5キロで税込み4500円ほどに対しその下に並ぶ、去年のの銘柄米は税込み5390円で販売していた。令和の米騒動ということばも広がった去年のコメのほうが高いという異例の状況となっている。ただ、消費者が求めるのはやはり価格が安いコメで、この店では5キロ税抜き3990円のブレンド米が最も売れているという。ちなみにこの店でこれまで最も安かった備蓄米は売り切れとなり、今は扱っていない。
上昇が続くスーパーのコメの平均価格。5月中旬にそれまでの最高値4285円を記録するなど、高止まりが続いていた。その後、随意契約の備蓄米が店頭に並ぶようになると大きく下落。7月には3500円台まで値下がりしたが、結局備蓄米の放出は、銘柄米の価格を大幅に下げるまでには至らなかった。そして新米が出回り始めたことで再び上昇に転じ、今月上旬には再び4000円を超えた。コメの高値が続く状況に、東京・町田市の定食屋さんは頭を悩ませている。この店の680円のから揚げ定食はごはんのお代わりが無料。客の多くは大学生だ。価格が安いブレンド米を仕入れるなど、工夫をしているが、新米の価格が高止まりした場合は、値上げを検討せざるをえないと話している。コメの価格の高止まりは加工品にも影響が出ている。70年以上続く千葉・中央区のせんべい店。こだわりは、原料に地元のコメを使うこと。去年秋、店はやむなく5%から10%程度の値上げをした。店では、商品を配送する際の段ボールを見直すことで、せんべいの味を変えることなく、価格を据え置きたいと考えている。
コメの高値は続くのか。農林水産省が毎年発表している向こう1年の主食用米の需要見通し。これまでは人口減少などで、毎年およそ10万トンずつ減るとしてきたが、直近の2年は実態と大きくかけ離れる結果となり、価格高騰の一因になったとの指摘もあった。小泉農水大臣は「需給の見通しのあり方も改善していくことが不可欠になるだろう」と述べた。このため、農林水産省は算出方法をインバウンド需要などを含めた形に見直してきょう正式に示した。データによると、国内の需要量は最大でも前の年の需要実績711万トンと同じ程度になるとしている。併せて示された生産の見通しは728万トンから745万トン。需要を超える生産量が確保されるとしている。
きょう発表された、先月の消費者物価指数は去年の同じ月より2.7%上昇した。このうち生鮮食品を除く食料は8%上昇。コーヒー豆は47.6%の上昇となった。コーヒー豆の値上がりの影響は、新宿区にある大学の近くにある喫茶店にも及んでいる。ホットコーヒーの値段をここ2年変えていなかったが、仕入れ値は5年前に比べておよそ2.5倍に。店は割安な電力会社に切り替えるなど、経営努力を続けている。コーヒー豆の高騰の理由について、商社の責任者は「世界の消費量は増加しているが、供給量が横ばいになっている」とコメント。また沖縄県のスイミングスクールでは、この1年で毎月の会費を550円値上げした。原因は光熱費の上昇。電気料金がおととし6月の値上げ以降、高止まりがつづいており、プールの水を温めるための重油も、この1年で5%ほど高くなっている。送迎バスを7台から2台に減らすなどして、経費削減に取り組んでいるが、人件費の引き上げもあり、会費を値上げせざるをえなかった。家庭が学習塾や予備校に投じる補習教育は、前の年の同じ時期と比べて2.8%上昇した。そんな中でニーズが高まっているのが、無料の学習支援の場。あるNPO法人は週3回程度、ボランティアの大学生などが子どもたちの勉強をサポートしている。経済的な理由などで塾に通わせることが難しい家庭が対象だが、最近の傾向として、塾の授業料などの値上がりで負担ができなくなり、学習支援を頼るケースが目立つようになっている。コメを始め、今後政府は需要と供給を正しく把握し、価格の安定を図っていく必要がある。
上昇が続くスーパーのコメの平均価格。5月中旬にそれまでの最高値4285円を記録するなど、高止まりが続いていた。その後、随意契約の備蓄米が店頭に並ぶようになると大きく下落。7月には3500円台まで値下がりしたが、結局備蓄米の放出は、銘柄米の価格を大幅に下げるまでには至らなかった。そして新米が出回り始めたことで再び上昇に転じ、今月上旬には再び4000円を超えた。コメの高値が続く状況に、東京・町田市の定食屋さんは頭を悩ませている。この店の680円のから揚げ定食はごはんのお代わりが無料。客の多くは大学生だ。価格が安いブレンド米を仕入れるなど、工夫をしているが、新米の価格が高止まりした場合は、値上げを検討せざるをえないと話している。コメの価格の高止まりは加工品にも影響が出ている。70年以上続く千葉・中央区のせんべい店。こだわりは、原料に地元のコメを使うこと。去年秋、店はやむなく5%から10%程度の値上げをした。店では、商品を配送する際の段ボールを見直すことで、せんべいの味を変えることなく、価格を据え置きたいと考えている。
コメの高値は続くのか。農林水産省が毎年発表している向こう1年の主食用米の需要見通し。これまでは人口減少などで、毎年およそ10万トンずつ減るとしてきたが、直近の2年は実態と大きくかけ離れる結果となり、価格高騰の一因になったとの指摘もあった。小泉農水大臣は「需給の見通しのあり方も改善していくことが不可欠になるだろう」と述べた。このため、農林水産省は算出方法をインバウンド需要などを含めた形に見直してきょう正式に示した。データによると、国内の需要量は最大でも前の年の需要実績711万トンと同じ程度になるとしている。併せて示された生産の見通しは728万トンから745万トン。需要を超える生産量が確保されるとしている。
きょう発表された、先月の消費者物価指数は去年の同じ月より2.7%上昇した。このうち生鮮食品を除く食料は8%上昇。コーヒー豆は47.6%の上昇となった。コーヒー豆の値上がりの影響は、新宿区にある大学の近くにある喫茶店にも及んでいる。ホットコーヒーの値段をここ2年変えていなかったが、仕入れ値は5年前に比べておよそ2.5倍に。店は割安な電力会社に切り替えるなど、経営努力を続けている。コーヒー豆の高騰の理由について、商社の責任者は「世界の消費量は増加しているが、供給量が横ばいになっている」とコメント。また沖縄県のスイミングスクールでは、この1年で毎月の会費を550円値上げした。原因は光熱費の上昇。電気料金がおととし6月の値上げ以降、高止まりがつづいており、プールの水を温めるための重油も、この1年で5%ほど高くなっている。送迎バスを7台から2台に減らすなどして、経費削減に取り組んでいるが、人件費の引き上げもあり、会費を値上げせざるをえなかった。家庭が学習塾や予備校に投じる補習教育は、前の年の同じ時期と比べて2.8%上昇した。そんな中でニーズが高まっているのが、無料の学習支援の場。あるNPO法人は週3回程度、ボランティアの大学生などが子どもたちの勉強をサポートしている。経済的な理由などで塾に通わせることが難しい家庭が対象だが、最近の傾向として、塾の授業料などの値上がりで負担ができなくなり、学習支援を頼るケースが目立つようになっている。コメを始め、今後政府は需要と供給を正しく把握し、価格の安定を図っていく必要がある。
