カナダのカナナスキスで16日、G7サミットが開幕し現在も石破総理大臣やトランプ大統領らによる協議が続いている。議長国カナダのカーニー首相は協議の冒頭“すべての問題で意見が完全に一致するとは限らない”と前置きしたうえで「我々が協力することで世界に大きな変化をもたらす」と強調。協議の合間には各国首脳がトランプ大統領とお会談を求める状況となっており、16日だけで日本、カナダ、ドイツ、イギリスが首脳会談を行う予定で、トランプ関税をめぐり首脳レベルで直接交渉し自体を打開したい考え。トランプ氏はカーニー首相との会談では“ロシアのG8排除”は誤りだったと改めて主張した。さらに中国のG7加盟について「悪くないアイデアだ」との考えを示した。