東京・台東区のかっぱ橋道具街、料理に関するものはなんでも揃うと言われる問屋街が年の瀬に多くのお客さんで賑わっている。味噌樽を3つ購入した女性は「正月にかけて味噌づくりをしたい。息子と娘の家がそれぞれあって正月に来るのでそこで分けてあげたい」などコメント。今の時期、需要が高まるのがお鍋に関わるキッチングッズ。創業1912年の飯田屋。8500種類異常の商品を扱うこの店ではありそうでなかったお鍋用の便利グッズが。お店がおすすめするのはあくとりさん。お鍋のアクだけをしっかり取りつつも、（溝が）つまらない優れものだという。他にも技ありの道具は外国人を魅了。刃を横で人参などの皮むきに、縦にすればじゃがいもなどの皮むきも。どんな食材でもこれひとつで対応できる。他にも蜂の巣などおすすめだという。歴史的な円安も後押しして1年通して外国人観光客の姿が。今回の旅行で初めてお箸を手にしたというオーストラリアから来た子どもも。ほんとうにすべらないお箸を手にして、こんにゃくを持つことに成功し大喜びしていた。インバウンドが復活を追い風に、今年創業100年を超える老舗で過去最高売り上げを更新した売り上げが次々と。