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「カプセルトイ」 のテレビ露出情報

数年前から誉田さんは駆け出しの原型師に声をかけ共同でのカプセルトイの開発を行ってきた。そこには誉田さん自身もきっかけを掴むのに時間がかかり遠回りしていたという思いがある。昭和43年、大阪に生まれた誉田さんは模型を改造して遊ぶのが大好きな子どもだった。大学で機械工学を学び卒業後おもちゃメーカーに入社。4年目に念願の企画開発に配属になったが試作品の指示がうまく伝えられず改良する手立てもわからない。自信が持てないまま発売した商品は案の定売れなかった。10か月後、突然上司に別の部署に異動してくれと告げられた。国内での営業を3年した後に中国で工場管理を担当することになった。誉田さんはそのとき自分が無知だったことに気付きどういう風に作ればいいのか分かりはじめたという。工場であらゆることを貪欲に吸収し始めた。家では世界中のおもちゃを買い集めては分解し仕組みを学んだ。次第に今だったら自分の頭に思い描いていたものが形にできるという自信が芽生えてきた。目をつけたのはカプセルトイ。工夫の余地が限られていると思っていたが生産現場を知っている自分なら変えられるのではないか。日本に帰るたびに企画書を持参し4か月後、企画を通した。中国の工場で指示を出しては改良を重ねたカプセルトイは大ヒットとなった。でも誉田さんは売れたのはキャラクターの力だとした。異動希望を出さずさらに10年中国やフランスで働いた。企画開発の部署に戻ったのは25年目、48歳のときだった。そのとき1年前から密かに温めていた企画がダンゴムシだった。企画会議のプレゼンは完全なアウェーだったが誉田さんは決して引き下がらなかった。通常5分ほどのプレゼン時間だが誉田さんは30分近く話し続けた。1年後、人生を掛けたダンゴムシの発売日。店でこっそり様子を伺うとすごい勢いでなくなっていくのを興奮気味で見ていたという。誉田さんは遠回りしたからこそ今自分の作る商品に自信が持てると話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年12月21日放送 15:45 - 19:00 フジテレビ
イット!Flash UP!
大きさ約4cmのANAの機内食を細部まで再現した400円のカプセルトイが登場した。コロナ禍で利用者が減り新たなサービスで始めた機内食通販が200万食を突破し、国際線エコノミークラスで提供される人気の機内食10種類をカプセルトイ化し、5種類が昨日発売された。来月も新たに5種類を販売する予定である。

2023年10月25日放送 19:57 - 20:42 NHK総合
プロフェッショナル(オープニング)
オープニング映像。

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