11月の米国大統領選挙への出馬を表明した民主党・ハリス副大統領が、大統領候補の指名獲得に必要な代議員の過半数を確保したことを明らかにした。ハリス副大統領は「民主党の指名候補となるための、十分な代議員数を獲得した。誇りをもってトランプ氏に対抗する」、「11月の選挙で勝利できるよう、今後数週間で党を結束させる」と強調した。ハリス副大統領が民主党の新たな大統領候補となるのは確実な情勢。すでに共和党候補に指名されたトランプ前大統領と対決する構図が固まった。ハリス副大統領の陣営は、米国・バイデン大統領の撤退表明以来、1億ドル(約155億円)の政治献金を集めたと発表。バイデン大統領は23日、自らのSNSを更新し、日本時間あす午前9時からホワイトハウスで国民に向けて演説すると発表し、「今後の展望と国民のために仕事をどのように締めくくるかについて話す」としている。