米国のトランプ前大統領は26日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談した。トランプ氏は「中東の不安定化はバイデン政権の失策が原因だ」と批判してきたが、26日の会談で自身が大統領に返り咲けば「全てがうまくいく、中東に平和をもたらす」と強調した。ネタニヤフ氏は会談後、「我々は停戦協定を結ぼうとしている」と早期の停戦に向け期待感を示した。一方、トランプ氏は「ハリス副大統領が勝利すれば第3次世界大戦が起きるかもしれない」と述べた上で、ハリス氏がパレスチナ自治区ガザの現状に懸念を示したことについて「イスラエルに対して無礼だ」と痛烈に批判した。