来月5日に行われる米国大統領選挙の投票日まで1か月となった5日、共和党・トランプ氏と民主党・ハリス氏の競り合いは終盤戦に入った。トランプ氏は暗殺未遂事件が起きたペンシルベニア州で演説を行った。トランプ氏を囲むように防弾ガラスが設置され、コンテナで目隠しされた。トランプ氏は銃撃事件を全面に出し、強さをアピール。ハリス氏はハリケーンで深刻な被害が出たノースカロライナ州を訪れた。被災地を訪れることで危機管理への姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。今回激戦州と入れるのは、ペンシルベニアやノースカロライナなど7つの州。世論調査では支持率が拮抗し、大統領選挙は歴史的な大接戦になるとみられている。