米国大統領選で最重要とされるペンシルベニア州。投票日目前で注目されているラテン系米国人の半分以上を占めるプエルトリコ系の人たち。米国自治領のプエルトリコをトランプ政権時代に襲った大型ハリケーン「マリア」。停電が1年近く続き、約3000人の犠牲者が出た。今週、トランプ支持者による差別発言が。ニューヨーク州でコメディアン・トニーヒンチクリフ氏が「海の真ん中にごみの島がある。たしかプエルトリコと言った」と発言。共和党・トランプ前大統領は「ラテン系、プエルトリコ系のコミュニティーをこれほど愛しているのは私以外いない」と演説。民主党・バイデン大統領が「私が目にする唯一のごみはトランプ氏の支持者だ」と発言、ハリス副大統領が火消しに追われた「誰に投票したかでその人を批判する事には強く反対する」。