開票作業が始まっている激戦州の最新情報。選挙人19人を抱えるペンシルベニア州。現在は開票率18％でハリス氏がリードしている。7月には集会中のトランプ氏が銃撃される暗殺未遂事件があった。今回の選挙戦で2人が最も遊説に訪れた州でもある。激戦州のうち次に選挙人が多いのがジョージア州の16人。ジョージア州はもともとは共和党が強い州だったが、前回は民主党が黒人票を取り込みバイデン大統領が接戦を制した。現在の開票率は68％、トランプ氏がリードしている。選挙人15人のミシガン州。最大都市デトロイトは自動車の街として有名で、民主党、共和党が交互に勝利した「スイングステート」、まさに「揺れる州」。開票率10％でハリス氏がリードしている。どちらの候補者が接戦を制するのか、確定には数日かかるとみられている。票数の差がわずかの場合、州によっては再集計が義務付けられている。さらに、どちらかの陣営が不正などを訴えて法廷闘争に持ち込む可能性もある。第47代大統領の就任式は来年1月20日に行われる。