100歳研究に身を捧げてきた沖縄長寿科学研究センターの鈴木信さん。御年90歳にして現役医師でもある。そんな鈴木さんが100歳1000人調査の末たどり着いた究極の健康法が「人と人とのつながり」。調査を続ける中で沖縄に古くから伝わる「模合」という文化に注目。みんなでお弁当を食べたり、詩吟や三線を楽しんだり、こうしたつながりを持つ文化にこそ健康長寿の秘訣があると考えている。このことは鈴木さんだけでなく世界中の研究者が大注目している。カリフォルニア大学のスティーブ・コール教授の研究によると、人が社会的なつながりを増やせば体内の炎症を抑えられることが分かったという。