コロンビア大統領選挙について、吉永は、現地で行われている複数の世論調査では、左派のセペダ氏が30%台後半から40%台の支持を集めてトップとなっているが、1回目で当選するのに必要な過半数には届かず、決選投票までもつれるとの見方が大勢を占めている、今後は、右派が結束して左派に対抗できるかが注目で、決選投票の場合、2位の候補が、まだ態度を決めていない人々などを取り込めば、セペダ氏を上回る可能性もあるなどと話した。勝敗を分けるポイントについて、吉永は、国民の最大の関心事は、麻薬・治安対策、現職のペトロ大統領は、対話による和平の推進を掲げてきた、コカに代わる作物の普及を進め、貧困が解消するような経済対策とセットで進めるというアプローチをとってきた、セペダ氏もこうした方向性を維持する見通し、右派は、現政権の対策を批判していて、武装組織への攻撃も辞さない強硬な治安対策を主張しているなどと話した。対米関係について、吉永は、セペダ氏は、ブラジルやメキシコといった左派政権の国々と連携する姿勢を示している、トランプ政権とは一定の距離感をとるものとみられる、右派の候補者らは、現政権が進めてきた中国との関係強化について、必要があれば見直す可能性があると言及する陣営の関係者もいるなど、右派が勝利すればアメリカ寄りが鮮明になる、来月にはペルーの大統領選挙の決選投票、10月にはブラジルの大統領選挙と重要な選挙が続く、中南米の大統領選挙では左派候補が敗れ、右派や親米派が勝利するケースが相次いでいる、コロンビアでは左派が存在感を見せ、政権を維持するのか、他国の選挙の影響も含めて注視していくなどと話した。
