東京・神保町にあるカリーライス専門店「エチオピア」ではインド風の王道カレーが人気。ランチタイムには行列ができるほどの店だが頭を悩ませているのはコメの価格。去年12月にカレーメニューを一律で値上げしたが、価格高騰が続けば再び値上げを検討せざるを得ないとのこと。消費の現場を直撃しているコメの高騰。きょう備蓄米の放出に向けた入札が行われた。そもそも農水省は米は十分に生産されているという認識。ただ高値での転売を期待する新たな業者の参入で、集荷業者に米が集まらないという見方。これが消えた21万トン。誰かが抱えているのであれば備蓄米の放出の発表とともに手放すのではないかと期待していた。しかし、スーパーの販売平均価格は5kg3939円と4000円が目前に迫るほど値上がりしていて、価格は下がらなかった。日本総研・三輪泰史さんは転売業者は少なく、外食や小売業など実際に米を使う人たちが在庫を確保しようとしているなどと分析。ただ外食産業では米の不足感はまだ続いているようで、大手牛丼チェーンの松屋は“まだまだ全然米が足りていない。量と価格が伴えば利用を検討したい”としている。
住所: 東京都千代田区神田小川町3-10-6
URL: http://www.ethiopia-curry.com/
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