価格が高騰する海苔の代替食材をカルビーが開発したという情報をキャッチ。2021年にカルビーに入社した今年28歳の次世代商品開発部・工藤凜平さん。約2年の歳月をかけて開発した代替食材が代替海苔。ジャガイモの洗浄の際に出るデンプンは副産物。工藤さんは飼料などに活用されていたデンプンで海苔の代わりになる物を作ろうと考えた。デンプンはオブラートにも使用され、シート状になる特性を持つ原料。コンニャクの持っている成分で海苔と近い部分があり、入れることによって海苔に近い骨格を作った。植物由来の色素で色をつけ、カルビー独自製法で薄く焼き上げることで商品が出来上がった。試作品を口にした社長は「これ海苔じゃん!」と驚き、入社3年目での企画採用となった。海苔1枚あたりの平均単価が2020年度には10.49円だったところ、昨年度は24.13円と2倍以上の高騰。(全国漁連のり事業推進協議会)。工藤さんが開発した代替海苔は現状は手作業が多くコストがかかるため、こうした課題をクリアしたいと意気込む。
